精油の効能って癒やしだけ?科学的に立証された更年期への効果

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アロマやお香の香りは癒やしだけだと思っていませんか?

この記事では

【癒やしだけではない!科学的に立証された香りの効能】

についてお話していきます。

最近、アロマテラピーは精油に含まれる成分が科学的に立証されたことにより

代替医療として注目を集めていることをご存知ですか?

「なんとなくリラックスするもの」ではなく

「科学的に身体に作用するもの」として色々な場面で使われているのです。

今回はそんなアロマテラピーの

更年期のお悩みに効く精油

生活に取り入れやすい使用法

ペットを飼っている方も楽しめる香り

についてお伝えしていきます。

有効成分を身体に取り入れる方法はこの2つ!

鼻から吸って、脳や肺に届ける

精油は揮発性。

有効成分が空気中を漂い、香りとして私達の身体に入ります。

例えばラベンダーを嗅いだ場合、

身体に入った芳香成分は即座に脳を刺激して

リラックス作用のあるセロトニンを分泌します。

この一連の流れが

「これはラベンダーの香りだ!」

と判別する前に起きているなんてびっくりですよね。

皮膚から吸収させ、血液やリンパ液に送り込む

身体に塗る場合は必ず植物性オイルで希釈して使います。

マッサージ中に皮膚に伸ばされたオイルは

毛穴や汗腺、角質細胞、角質細胞の隙間を通り

皮膚の深部である真皮へと到着し、身体へ作用します。

アロママッサージの場合は鼻呼吸で香りをかぎ、

脳や肺にも精油の作用を届けることができるので一石二鳥ですね。

ぴったりの精油を選ぼう!

普段何気なく嗅いでいる香りは

細く分解していくとそれぞれ異なる芳香物質からできていて、

1つ1つに違う作用があります。

例えば、ラベンダーという精油1つとっても、

精油中に含まれる成分の僅かな違いで効能が分かれ、

真正ラベンダー油(不眠/インフルエンザや気管支炎など呼吸器系の炎症を抑える)

ラベンダースピカ油(重症なやけど)

ラベンダーストエカス油(抗炎症、傷跡を消す)

など効能別に種類が異なります。

なので自分の症状に合った精油を見つけることがとても大切です。

それでは、更年期にありがちなお悩みの症状別に精油を紹介していきます。

更年期の様々な不定愁訴にはゼラニウム!

「不定愁訴(しゅうそ)」とは

これ!といって定められない様々な不調のこと。

検査をしてもどこにも異常はないのに身体に不調が現れる…

更年期症状はまさに不定愁訴の代表だと言われています。

肩こり、首のハリ、不安感、イライラ、疲労感

ふわふわ感、気分の落ち込み、眠れない

などの症状にはゼラニウム精油を使いましょう。

ゼラニウム精油は本当に万能で

血中のホルモン数値を変えずに不定愁訴のみをスッキリ改善してくれた

というデータが出ています。

女性ホルモンも増やしてくれたら良いのに…

そんな声も聞こえてきそうですが、

女性ホルモンを増やさない

ということが大人女子にはとても大切!

女性ホルモンであるエストロゲンですが

無闇に増やしてしまうと乳房や子宮、卵巣を刺激してしまい

病気のリスクを上げてしまったり、

療養中の方は使えないなどデメリットが大きくなってしまいます。

どんな方にもおすすめできる精油の代表格なので

1本持っておいて損はないと思います。

眠る前にティッシュに2滴ほど垂らして

枕元に置いておくのはいかがでしょうか?

外でも嗅ぎたい方はマスクに垂らす方法もおすすめです。

不安感にはベルガモット!

ベルガモットはとてもフルーティーで爽やかな万人受けする香りです。

パートナーの方がいらっしゃるご家庭でも使いやすいのではないでしょうか?

ベルガモットの精油には不安感を軽減させ、

免疫力まで上げるというデータが出ています。

このコロナ禍にぴったりな精油ですよね。

心身両面からサポートしてくれるこの香りは

お部屋でディフューザーで香らせるのがおすすめです。

爽やかな香りに包まれて生活すれば気分も前向きになるはず。

ディフューザーは無印良品に売っているものなど何でも大丈夫です。

ペットを飼っている方には!

人間にとってとてもいい香りでも

ペットにとって危険な場合があるということは、

最近周知されてきましたよね。

人間や犬の鼻から入った芳香成分は

肝臓で分解され尿として体外へ排出されますが

猫やフェレットを飼っている方は要注意。

身体に入った芳香成分が上手に分解できずに中毒症状の原因になります。

万全を期すためには香りものを焚かないことをおすすめしますが、

精油ほど強力な効果がないと言われるお香であればOKする獣医さんも。

日本で古来から伝わる白檀沈香ですが

研究によると

「自律神経に作用して心拍を緩やかにする働きがある」

というデータが出ています。

副交感神経を優位にしてリラックス効果が見込めるので

お寺の香りが好きな方は試してみると良いかもしれません。

わたしもリビングで過ごすときや寝る前はお香を焚くことが多く、

空間がリセットされてリラックスできるので大好きです。

まとめ

今回の記事では

更年期症状におすすめの精油、お香を紹介していきました。

毎日の生活に香りを取り入れることで

自分の部屋がいい香りでいっぱい、

そして脳にも働きかけるので症状も和らぐはずですよ。

今回紹介した精油の他にも

更年期症状に特化した精油はたくさんありますが

今回は万人受けしやすいものだけを紹介していきました。

サロンにお越し頂いている方で

購入を検討しているけど好みの香りか分からない…

という方は女性特有の症状に効果的な精油が揃っているので

いつでも試していってくださいね。

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