「乳首・膣、痒くない?」女性にありがち更年期トラブル

ホームケア

なかなか人に話しづらい、
デリケートゾーンのお悩みはありませんか?

今回はそのお悩みの中でも
我慢できない【痒み】について
詳しく解説!

痛みは我慢できるけど、痒いのは辛い!
でも場所が場所なだけに掻けない…!
そんな方も多いのではないでしょうか?

・デリケートゾーンが痒いけどなんで?
・乳首がカサカサ乾燥して皮向けしてる
・市販の軟膏を塗っても良くならない

そんな方はこの記事を読んで
痒みとおさらばしてくださいね☆

膣の痒みを解消するには

①デリケートゾーン専用ソープで優しく洗う

②保湿ケアをし、きつい下着を避ける

③骨盤底筋を鍛える

この3つが自分でできる簡単なケア方法。

では、3つのケアについて詳しく解説していきます。
まずは単体でも良いですが
3方面からのケアで改善しやすくなるので
余裕が出てきたらホームケアを追加して続けてみましょう。

デリケートゾーン専用ソープ

顔などと同じで膣も乾燥します。

しかも下着やナプキン、ライナーで常に摩擦が起こり
蒸れ、痒み、炎症が起こりがち。

膣はph3.8〜4.5の弱酸性に保たれていますが
そこを洗うボディーソープはph9〜11のアルカリ性であることが多く、
そのボディーソープで洗っていると
汚れは落ちても乾燥は進み、より炎症が起きやすい肌状態に。

ササッと洗えば良いんじゃないの?
という方もいらっしゃいますが
そうすると今度は尿や角質、おりものなどの汚れがきちんと落ちず
またまた炎症やかぶれの起きやすい状態に。

理想はデリケートゾーン専用ソープで
優しくしっかり洗うこと。

肌負担をかけずに汚れが落ちるように設計されているので
安心して使えますよ。

最近はドラックストアの生理用品コーナーに
置いてあることも増えました。

肌の洗顔料にこだわるように、
肌以上に敏感なデリケートゾーンに使うものにもこだわってあげましょう。

保湿ケア

顔にシミやシワができるように
当然膣も乾燥して萎縮、潤いがなくなります。

これはエストロゲン分泌の低下で起こることなので
多くの女性が悩んでおり
相談を受けることが多いです。

外陰部のヒダも痩せて乾燥してくることで
摩擦時の炎症も起きやすくなり痒みの原因に。

ですが、きちんとケアをすれば
カサカサのデリケートゾーンも
しっかり潤いの溢れるふっくらお肌に。

摩擦や乾燥にも負けないお肌づくりのために
専用ソープで洗った後は
保湿ケアでデリケートゾーンを守りましょう。

植物性オイルでも良いですし、
デリケートゾーン専用クリームでも◎

注意点としては
膣周りは経皮吸収率のとても高い部位です。
ベビーオイルなどの石油系オイルは避けてくださいね。

乾燥や萎縮が進んでいる方は
コットンにオイルを染み込ませ、
膣に当てたまま眠るオイル湿布もおすすめです。
寝る前にデリケートゾーンを清潔にした状態で行いましょう。

下着がオイルで汚れてしまうので
生理用ショーツにナプキンを敷いて行うと安心です。

骨盤底筋トレーニング

骨盤底筋、よく聞きますが何をしてくれる場所でしょうか?

ここは子宮や膀胱、大腸、小腸を支えてくれている部分で
鍛えることで膣の収縮性や柔軟性が良くなります。

どこでもできるケア

お尻の穴をぎゅっと締めるように引き上げる運動を
リズミカルにきゅっきゅっと行ったり
慣れてきたら締めた状態を10秒キープなどしてみましょう。

家でのケア

①仰向けに寝て膝を立てた状態で肩幅に開く
②お尻の筋肉を引き締めるように意識しながらゆっくりとおしりを上げる
③その状態を10秒キープし、ゆっくりと下げる
④これを5回ほど繰り返す

乳首のかゆみを解消するには

乳首のかゆみ、ピリピリ感は

①下着の間にガーゼを挟んで摩擦軽減
②保湿ケア

をしてみましょう!

なんで乳首のかゆみが起こるの?

実はこれも女性ホルモンが原因。

閉経が近くなりエストロゲンの分泌が減ってプロゲステロンの分泌が増えることで
一時的に乳腺を発達させたり乳腺内の血管を広げてしまうため
乳首の痒みが起こると言われています。

自律神経が乱れることで乳首の痛みが出る方も。

心配な場合には婦人科で検診を受けていただき、
何も問題がない場合は敏感肌用のクリームを塗り、
ガーゼで優しく守ってあげるケアを続けてみましょう。

皮が向けている場合は
炎症して肌がダメージを受けているので
間違ってもガシガシ掻いたり皮をむかないように気をつけましょう。

まとめ

今回の記事では膣と乳首の乾燥についてお伝えしていきました。

これらのケアは更年期特有の症状をまとめたものなので
・膣からいつもと違う匂いがしたり
・おりものの状態が違う、
・乳首の痒みの他に痛みもある
など他の症状もある場合には病院で診てもらいましょう。

特に膣ケアは健康面やメンタル面にも
密接に関わってきます。

こちらはまた後日ブログを書いていきますが、
簡単にできるホームケアばかりなので
少しずつ取り入れてみてくださいね。

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